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【ミュージシャン向け】コロナによる給付金、融資等のまとめ

  • ミュージシャンに向けたコロナ給付金のまとめ

4/7に緊急事態宣言が出され、音楽業界は今までに経験したことのないピンチを迎えています。

ライブハウス、ミュージシャン、音楽教室、PA会社や音楽事務所などは、ほぼ収入がゼロになってしまっている状態です。

3,4月から既に殆どの仕事がキャンセルになっている中、既に資金繰りが大変なところも多いと思います。

もちろん私の運営している音楽教室、RINGもその例外ではありません。。。

 

本日4/23、現在で大まかな給付金や融資等の概要は出ていますが、詳細は4月末の補正予算案が確定して、5月以降の申込や給付となると思いますので、実際に入金があるのはまだ先になってしまうかとは思います。

連日ニュースや報道でいろんな意見や情報が出回っている中、理解が難しかったり、情報が整理できてなかったり、自分がどれに当てはまるのか?が分からなかったりするかと思います。

もちろん人それぞれ状況が違うので、まとめと言えど自分でしっかり内容を理解して、判断することが大事ですが、とりあえずこのブログでは"ミュージシャン"に絞って当てはまるであろう給付金や融資の紹介やまとめ、またはこの順序で借りましょう、などを紹介出来たらと思ってます。

 

自分の周りもそうですが、既にかなり大変な方も多いかと思います。

この今まで経験したことのない大変なピンチを、みんなで協力し合って何とか乗り切れたらと思っております。

 

 

 

  • まずはどこからの支援があるのか(支援の種類)を理解しよう!!

テレビやSNSでいろんな情報が出回っていて、ちゃんと理解が出来ていない方も多いかと思います。

まずは、

誰に向けた支援なのか?

誰が対象の支援なのか?

どこが行っている支援なのか?

この辺を整理しておくべきだと思います。

 

まず支援をしているところですが、国、県、市、とそれぞれで行っている感じです。

そもそもそれがややこしいし、不公平が生まれてしまっているのですがね。。。

ですのでお住まいの地域によって、支援内容が変わりますので、そこは各自治体のHPなどで支援内容をしっかり確認しましょう。

ですので、まずこのブログでは全員が対象である国が保証してくれる内容を現時点でわかっている範囲で紹介したいと思ってます。

※変更点や確定事項などは分かり次第更新していきたいと思います。

 

 

 

 

 

  • 特別定額給付金 (10万円)

恐らく一番最初に入金が期待される給付金です。

30万か10万か、で右往左往してましたが、一律10万円の給付で決定したようです。

この給付金で気をつけなければいけない点は、世帯主へ申込用紙が送られ、世帯主に入金があるという点です。

詳細が記載してある総務省のリンクはこちら

上記のような申込用紙が各家庭へ送られてくる様です。

これに記入して返信をすれば、指定した口座へ入金があるという流れです。

ネットからの申請をメインに考えていると思われますので、マイナンバーカードとカードリーダーをお持ちの方は、電子申請出来そうです。

※電子申請の方が入金が早いはずです。

また入金先の口座のコピーなどがいると思いますが、ネット銀行などでなく、大手金融機関が良いと思います。

私は楽天銀行がメインなのですが、税金関係の支払いでは大体使えないので、、

 

上記でも記載してますが、世帯主に入金があるという点は気を付けるポイントです。

ミュージシャンで多そうなのは、上京などして家を出ているけど、住民票などは実家のままなどという場合は、実家の方で申請手続きをしないといけないという点です。

またその他の支援手続きも恐らく住民票がある自治体での対応となるかと思いますので、その辺をしっかり整理しておきましょう。

またこの特別定額給付金に関しては、0才でも貰えるようですので、お子さんがいる方はお子さんの分も給付があるようです。

またお子さんがいる家庭では、別ではありますが児童手当が1万円上乗せされるようです。

 

 

  • 持続化給付金 (個人事業主最大100万円)

ブログのトップ画像にしてますが、この持続化給付金が今回ミュージシャンにとっては一番メインとなる給付金と言えます。

金額的にもこの給付金を受け取れるかどうかで、かなり資金繰りも変わってくるところと思います。

もちろんそれなりの金額ですから、ちゃんとした証明書や手続きが必要です。

ただ手続きが複雑そうだからとか、面倒くさそうだから、などで諦めないでください!!

ここでも可能な限り分かりやすく説明させて頂きますので、理解して準備をして、給付金を確実に頂き、それぞれの活動資金としましょう!

 

まずこの給付金は誰に向けたものかと言うと、中小企業、個人事業主へ向けた給付金となります。

資本金10億円以上の大企業を除き、となってますので、恐らく個人でやっているミュージシャンであれば、全員に当てはまると思います。

(そもそも資本金10億あるなら、このブログは見ないでしょうし^^;)

この給付金を貰える条件としては、売上げが前年同月比で50%以上減少している者となってます。

まずはこの赤字の意味をしっかり理解しましょう。

まず最低条件として、前年(2019年)の確定申告をしてない方は、対象になりません。

そもそも前年度売上げを計上していない事になってしまいます。

ただこのコロナ騒動により、本来確定申告は3/15までですが、4/17まで延期をしてくれています。

既に4/17も過ぎてはいますが、それでも考慮はしてくれるようです。

まだ確定申告をしていない方は、直ぐにでも確定申告をしましょう。

※確定申告についてのブログはこちらを参考にしてください。

 

続いて、売上げと言う言葉です。

これは純粋な売上金の事で、ミュージシャンで言えば"ギャラ"です。

ここでのポイントは所得ではないと言う事です。

要は経費などは関係なく、純粋なギャラが50%以下に減少したかどうか?というのを証明しなければいけません。

ただミュージシャンの場合、収入源が1カ所という場合は少ないと思うので、全ての収入をまとめて、それが前年の同月と比較して下がっているかどうか?で決まります。

正直現段階だと、2,3,4月のどこかという感じになると思うのですが、音楽教室などだと1~2ヶ月遅れてギャラが入ってくる場合も多いかと思います。

その辺も踏まえてちゃんと計算をしないといけません。

ただ2,3,4月月で50%減になっていなかったとしても、年内であれば対象ですから、焦らずに自分の収入をある程度予想して対応して大丈夫だと思います。

※申請が遅ければ入金も遅くはなりますが、その場合は無利子の融資をとりあえず引きましょう。無利子の融資についても後ほど紹介します。

 

  • 申請に必要なもの

①本人確認書類

②2019年の確定申告書類の控え

③減収月の事業収入額を示した帳簿等

 

まず①の本人確認所は顔写真付きのものだと思いますので、運転免許書やマイナンバーカードなどになるでしょう。

そもそも電子申告をメインとする様ですので、その場合はマイナンバーカードからになるでしょうから、その場合は必要無いかもしれません。

 

次の②確定申告書の控えですが、これも貰ってないや、紛失したなどいう方も多いかと思います。

その場合は税務署にて手続きをして再発行をしてもらうしかありません。

これも時間がかかると思われますから、今のうちに手続きをしておきましょう!!

青色申告をしている方であれば、毎月の収入も控えに書いてあるはずです。

 

最後に③です。ここは赤字にしてみましたが、恐らくここでつまずいたり、給付金の審査から外れたりしやすい箇所だと思ったので、赤字にしました。

減収を証明するためには、帳簿の提示が必須です!!

恐らく殆どのミュージシャンが帳簿付をしていないと思います。

今からでも構いませんので、去年と今年の帳簿を制作してください!!

そしてこれを機に、帳簿付を習慣化させましょう!

百均などで売ってる簡単な家計簿みたいなものでも良いですし、私のブログで簡単なエクセルでの帳簿も公開しております。こちら

帳簿が何なのか?分からない方はこちらをみてください。

月10万円以上の振込収入がある方については、クラウド会計ソフトを使われるのが良いと思います。

是非検討してみてください。

 

本日4/24現在では、メモ帳などの手書きでも構わないという発表もされてはいますが、そうなるとネットでの受付は難しいでしょうから、直接税務署だったりに予約をして面談などをして審査をしてもらい、不備があればまたやり直して、、、などのステップを踏まなければならないでしょう。

税務署の負担も大きくなりますし、入金ももちろん遅くなるでしょうし、外出する事でコロナ感染のリスクも高まります。

出来る限り、ちゃんとした帳簿を制作して、スムーズに審査が出来るように準備をしておくべきだと思います。

 

 

一気にブログにまとめようと思ってましたが、ここまででもかなり長くなってしまったので、一旦ここで区切りたいと思います。

ただ今回、ミュージシャンにとってメインの給付金となる2つ

特定定額給付金持続化給付金については紹介出来たので、まずはこの二つをしっかり給付貰えるよう、足りない書類などあれば、今のうちに準備をしましょう!!

次のブログでは、それでも資金繰りが間に合わない方や、融資を引く際の順序などについて書きたいと思います。

RINGドラム教室

 

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