- 全ドラマーにおすすめできる、TAMAの新しいコンパクトドラム、CLUB JAM KIT!!
ついにこの楽器について記事を書く時が来ました(笑)
僕の記憶では、2017年末に発売発表があり、2018年のNAMM Showでも話題になり、春にはすぐ売り切れとなり、メーカー生産待ちの状態でありましたこのドラムセット!!
去年の末ぐらいから、ちょくちょく各楽器屋のサイトでは発売再開しているのは確認してましたが、ついに我らがサウンドハウスでも発売となっておりました(>_<)
正直なところまだ叩いたことないのですが(そりゃ福岡には入って来んだろし。。)、まぁ叩かずともわかるこの楽器の使い勝手の良さと、圧倒的なコストパフォーマンス!!
今日はこの楽器について、色々スペック面、使い道等、書いてみたいと思います。
- まずはスペック、サイズから。
18"x12"バスドラム
10"x7"タムタム
14"x7"フロアタム
13"x5"スネアドラム
■カラー:SBO サテン・ブロンド
■仕上げ:LACQUER FINISHES
まずはセットのサイズ面から。
18’、10'、14'の3点セット。
18のセットとしては、標準的なサイズだと思う。
まずバスドラだが、何よりニクいのが、18×12インチという絶妙なサイズ感!!
普通だと18×14というのが標準サイズだと思います。
TAMAでいうと、以前私が初心者におすすめドラムセットとして紹介した、インペリアルスター。
あれが18のセットの場合は18×14だと思います。
僕も18×14のバスドラムは2台持ってますが、コンパクトで使いやすいです。
ただ家での練習だったり、小さいカフェ等での演奏を目的とし場合は、そこまで深さや音量は必要ないので、よりコンパクトであった方が良い、という事も言えます。
それで前回私が行きついたのが、pearlのコンパクトトラベラー。
これについてもブログを書いてますが(リンク付けてます)、今のところこの形で十分満足はしてますが、、、
やはり胴鳴りがない事から来る物足りなさはあるのと、ホテル仕事とか営業仕事では流石に使えないよなぁ。。という問題はある。
(ホテル系こそ裏導線など狭いところを通るので、コンパクトでやりたい。。)
そこで間を取っているこの18×12の絶妙感なのであるw
PAを通すことを前提とするならば、見た目もちゃんとドラムセットで、コンパクトというところでは最強のサイズ感だと思う。
あと何気に嬉しいのが、バスドラから生えているシンバルスタンド。
これもスタンドは標準で付いている。
スタンドがかさばらずに、よりコンパクトにセッティング出来る。
完全にプレイヤーの意向を組んで作られているのがよく分かるw
次にタム類。
10'のタムは、10×7で標準。普通に使えると思う。
ニクいのは、フロアタムのサイズ!!
14×7というまたまた面白いサイズ(^^)
普通は14×14が標準なフロアタムだが、ジャズ系のハイピッチにするなら、半分である7インチでも十分だとは思う。最近ではスネアをあえてタムとして使う人もいるぐらいですしね。
またポップ向けのローピッチもヘッドやチューニング次第では全然可能だと思う。
僕なら裏はクリアを貼ってローを補って、面は基本アンバサで、ローが欲しい時は、パワーストローク系や、アクエリアン系などを貼ったら面白そうだと思った。
あと持ち運び時も、14'フロアと10'タムは同じケースに入れれるのでは?と思う。
深さは合わせて14'だから、頑張れば14×14の普通のフロアケースにも入れれそう。(※検証はしてませんので、断言はできませんよ(^^;)
16×16なら確実に問題なさそうなのと、ペダルやスネアももしかしたら入れれるかも!!
最後はスネア。
正直3点セットでも十分なのだが、スネアも付いて来るというお得感!!
しかも13インチ!!素晴らしいチョイスとしか言えない。
スネアに関しては、どうしても好みがあるところだし、持っている人も多いと思う。
しかし13インチをチョイスする事によって、このセットでは使わなくても、別のセットだったり、メインのセットのサブスネアでも使えるでしょ??というメーカーの声がはっきり聞こえるww
もちろん同じシェルのスネアで音の質も合うだろうし、メインで使っても良いと思う。
- シェルの材質、カラーなど外見について。
シェル材質は、
●6ply 7mm Mersawa / Poplar hybrid shell
シェル表面と内面にメルサワ材を使用した、ポプラ材とのハイブリッドシェルを採用。強いアタックと温かいサウンドを兼ね備えたトーンが魅力です。
またフランジフープを採用することで、よりオープンなサウンドを獲得しました。
とメーカー表記があります。6プライ7mmのメルサワ材とポプラ材のハイブリットという事ですが、僕が持っている楽器だと恐らく古い60'のスリンガーのポプラ&マホガニー&ポプラのスネアを持っているのですが、それに近いのでは?と推測してます。
あとメーカーサイトには書いてませんでしたが、セットの総重量が約17kgとの表記を見ました。
僕の持ってるスリンガーもそうですが、かなり軽い材質であると思います。
軽さとポプラ材の持つザクザクとした感じの音色は、ハイピッチでもローピッチでもチューニングしやすいと思います。
恐らくオープンでナチュラルな音が出ると思います。
問題があるとすれば、耐久性と、チューニングが若干難しいかも。。
というところですかね。
薄く軽い材質というのは、音はオープンで良くとも耐久性は優れないでしょう。
ドラムの上に座ったり、移動時もあまり上に重たいものを乗せたり、やすいソフトケースの上にその他の楽器や荷物を置いたりするのは危ないかと思います。
まぁ、あまりそういう使い方はされないとは思いますがね(^^;;
カラーはサテンブロンドとなってますが、所謂木の木目を生かしたナチュラルですね。
サテンという表記ですから、恐らくマッドな感じの仕上げだと思います。(あまり強めのラッカーはされてないはず。)
私が危惧してた、仕事で使えるか?という見た目もバッチリOK!!です。むしろカッコイイナチュラル木目(^^)
- 初心者でも上級者でもオススメできるセット!!
家での練習でしたら、メッシュヘッドを貼って消音して使えるでしょう。
通常のセットより、コンパクトですから場所も取らないですし。
もちろん電子ドラムほどではないですが、本番でも使いたいという方でしたら、ヘッドの張り替えで兼用出来るセットです。
チューニングは初心者には若干難しかもしれませんが。。
どうしても気になる方は、上手い方にしてもらいましょう!
中上級者の方には、ザブセットとして使い勝手の良いセットだと思います。
レコーディングでは使わないけど(レコでも変わった音が欲しい時には使えそう。)、ちょっとしたカフェでのライブだったり、野外イベントでメインセットは晒したくない時だったり。対バン方式で、別のドラマーさんも使うって時だったり。。
そういった時のサブセットとして持ち運びもしやすく重宝するセットでしょう。
以上、僕目線ではありますが、TAMAの新しいコンパクトドラム。
CLUB JAM KITを紹介させて頂きました!!
各社より、コンパクトセットは様々出てますが、ドラマーのニーズに応えた、痒い所に手が届く良いセットだと思いました。
恐らく僕も近いうちに買うことになるかと思います(笑)
その時は、また開封レビューで動画やブログで紹介させて頂きますね。
コンパクトなセットをお探しの方には、超オススメですので、ぜひチェックされて見てください。
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