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ミュージシャンの確定申告の仕方 ①導入編

この時期になると毎年憂鬱になったりしますね、、、

 

そう、確定申告です(>_<)

 

ミュージシャンも個人事業主になりますから、きちんと領収証を整理して所得を報告、納税をしなければなりません。

 

 

 

ちなみに今の私は、クラウド会計ソフトを使っているので、確定申告は以前の1/10くらいに楽になりました(^^)

 

また外出先やPC、タブレット、スマホ等どのデバイスからも、簡単にアクセスでき、確認や経理がささっと出来ちゃいます。

 

その辺の解説は後でしたいと思いますが、まず今回は確定申告とは??というところから話したいと思います。

 

ちょっと長くなるとは思いますので、何回かに分けたいとは思います。

 

ミュージシャンを目指している方や、すでに活動しているけどさっぱりわからない。という方向けに、まずは確定申告の仕組みや、いつから始めたらいいのか?あたりを僕目線ではありますが紹介したいと思います。

  • 確定申告とは??

所得を税務署に申告して、所得税を支払うことです。

ここでポイントとなるのは、所得という言葉です。

収入ー経費=所得となります。

収入とは、ギャラや給料のそのままの額です。

そして経費。ミュージシャンの場合、どんなものが経費として扱えるか??というと、

衣装代、交通費、携帯代(通信費)、楽器購入代、などなど、、、

結構いろんなものを経費として扱うことが出来ます。

もちろんプライベートで使うものは、NGです。

 

 

  • いつから始めたらいいのか??

ここが結構ポイントだし、みんな知りたいところだと思います。

一応法律としては、年20万円以上の所得がある場合は確定申告をしなければいけません。

ただ駆け出しのミュージシャンの場合、20万を超える所得がない場合が殆どだと思います。

バイトをしながら生計を立てて、のちに段々と仕事が増えていくパターンが殆どでしょう。

この辺のところを僕の経験談も踏まえて少し紹介したいと思います。

 

 

まず確定申告をするにあたって、よく聞く言葉があると思います。

源泉徴収というやつです。

源泉徴収とは、給料やギャラを支払う際に、支払い者側は支払額から約1割(10.21%)を差し引いて支払い、のちに税務署に納めなければ行けないというルールがあるのです。

なので、例えば1万のギャラの仕事であれば、

¥10000×0.1021=¥1021

¥10000-¥1021=¥8979 の支払いになるのです。

支払い者側が気を使って、手取りが¥10000にしてくれる場合もよくあります。

その際は ¥10,000 ÷ 0.8979 = ¥11,137

という計算になるので、もともとのギャラが¥11,137ということになります。

 

この源泉徴収がなぜ関係するかというと、確定申告時に所得が少なければ引かれていた源泉分が返金(還付)してもらえるのです。

なので、源泉徴収で引かれたギャラをもらった時が確定申告を始めるタイミングであっていいかと思います。

 

僕の体験談を少し。僕も駆け出しの頃はバイトをしながら音楽活動をしてました。

音楽の仕事も増えてきて、そろそろバイトもやめて音楽1本でやっていこう!!となった時、ちょっときつい思いをしたことを覚えてます。

アルバイトをしていた時は、月に12~3万円くらいは稼いでいたと思うので、所得が150万円くらい。バイト先によっては社会保険に入れてくれたところもありました。

となると所得が結構あるので、市県民税や、国民健康保健料などがそこそこ高くなってしまうのです。

市県民税や、健康保険などは、前年度の所得によって決まるので、バイトをやめて音楽1本でやっていく事にした初年度は、健康保険が月1万程度、市県民税も結構高額、さらに国民年金もありました。

なので、バイトから音楽1本にいく前に、ある程度蓄えがないとちょっとキツイ思いをする事になります。

結局ミュージシャン1年目は赤字計上になったので、次の年は市県民税、健康保険共に1/3くらいまで落ちたと思います。

駆け出しのミュージシャンは、楽器もまだ揃ってないし、車の購入だったり、初期投資すべきものが多くあります。

 

それを揃える為に、頑張ってバイトをすることもよくあると思うのですが、それが仇になって1本でやっていく時にキツイ思いをしたりする事になるかも知れません。

 

 

  •  帳簿をつけよう!!

確定申告をする場合もしない場合も、とりあえず帳簿をつける事をお勧めします。

正直僕もちゃんと帳簿を付けだしたのは、5~6年前からです(^_^;)

僕の周りのミュージシャンでも正直付けている人は少ないと思います。。。

だからそんなの必要ないよ、と思うかも知れませんが、

絶対に帳簿付けはしたほうがいい!!です。

自分にあったものを選んだらいいと思いますが、ざっくり分けるとしたら、

●ノートにつける

●スマホ等のアプリで付ける

●エクセルなどで記入する

 

僕のオススメはやはり、アプリもしくはエクセルでの管理です。

ノートだとひと月の流れは見やすくでも、1年通してが見にくいかなと思います。

またミュージシャンの帳簿の場合、収入や支出の種類が多いのでその辺も分かりやすく見やすいと良いと思います。

例えば、レッスン収入が月いくら。ライブの収入がいくら。パーティ演奏やブライダルがいくら、などそれぞれが月単位や年単位で見れるとさらにいいですね。

支出に関しても、交通費がいくら、通信費がいくら、衣装代がいくらなど見やすければ、改善するべきところも分かりやすいです。

 

僕自身はエクセルで管理しています。

アプリだと家計簿アプリなどでもいいとは思いますが、上記のようにミュージシャン向けの帳簿や家計簿アプリがいまいちなかったので、自分で作った方が見やすかったのでそうしました(^_^;)

1度作ってしまったら、また来年も同じように使えますし、年々自分が使いやすいように改良も加えられるので、それもいいです。

またその帳簿エクセル自体をクラウドにupすれば、どのデバイスからも見れるので、それも便利です。

収入別に円グラフや棒グラフなども簡単に出来ますしね!

 

帳簿を付けることで大事なことは、自分の収入や支出をちゃんと把握をすることです。

ミュージシャンは演奏に関することや、楽器に関する事には興味を示せるとは思うのですが、このような経理はなかなか気が進まないという人が非常に多いとは思います。

面倒な作業はしたくない!!という方は、税理士さんにお願いしたらいいと思います。ただ、最初からそこまでの額を稼げない方が大半だと思います。

それに帳簿をつける事で大事なのは、何度も言ってますが、収入と支出を把握する事です。

収入を把握出来れば、楽器が買えるまではあとどれくらいなのか?とか、あと何本ぐらい仕事が入れば楽器が買えるなど、見通しがたちます。

支出を把握することも同じことです。

個人事業主だと、どうしても面倒だからどんぶり勘定でいいや!となりがちです。

また、収入の少なさや、支出の多さに目を背けがちです。。。

稼いでないのに楽器を買っちゃったりね(^_^;)

必要経費なら仕方ないですが、本当に必要なのか?今の自分の背丈にあっているのか?吟味する為にも、帳簿は大事な要素になるし、自分の仕事を見直すきっかけにもなるし、さらには自分の音楽を見直す事にも繋がると思います。

騙されたと思って、まだ帳簿付け出来ない方は、是非チャレンジしてみてください(^^)

 

  • まとめ

とりあえず導入編として、ここで一回区切りたいと思います。

確定申告とは?

いつから始めたらいいのか?

帳簿をつけよう!  までお話ししました。

次回ブログでは、実際の帳簿の付け方例と、確定申告の流れについて、紹介したいと思います。

そしてその次のブログで、(3部構成となりそうです(^_^;) 最初に紹介して僕も使っている、クラウド会計ソフトの紹介と使い勝手などを紹介しようかなと思ってます。

勿体ぶらずに早く教えろよ、とお思いの方も多いかとは思いますので、クラウド会計ソフトに関しては、とりあえずリンクを下記に貼っておきますので、気になる方は調べて見てくださいね!

RINGドラム教室

 

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