去年の夏ぐらいになりますが、練習を動画で少し取っていました。
久々の見つけたので、ブログ用としてyou tubeにupしてみます(^^)
そして少しこの動画についての解説もしてみようと思います。
あと今回の内容は少し難しくなると思いますので、中級者以上向けです。
ご了承下さい(^_^)
16beatを刻んでいて、4小節毎にフィルを入れてます。
そのフィルを16分音符を1つ少なくしていて、16分音符1つずつずれていっているんですね。
ちゃんと楽譜とするならば、最後の4小節目が15/16になるということです。
逆に1つ増やして、17/16にするのもありでしょう。
簡単そうにみえますが、これが意外と難しいです。。。
ドラムに限らず、他の楽器の方でも良い練習になると思いますので、良かったらチャレンジしてみてくださいね(^○^)
で、今回ブログで書いてみようと思ったのは、クリックの使い方についてです。
上記の動画はちょっと難しいですが、一つの例題です。
僕がこのようにクリックでいろんな聞き方で練習するようになったのは、高校3年の時だったと思います。
当時通っていたドラム教室の先生に教えて頂きました。
その時は、8分音符のウラでクリックを鳴らして、8beatを刻む練習をしてました。
これが最初は全然出来なくて。。。
でも、教室で先生がウラで取ってくれたら、あとは出来るみたいな(^_^;)
やったことある人は経験あるとは思いますが笑
さっき上で解説したように、最初のうちは8分音符を減らしたり、増やしたりしてなんとかウラに聞こえるように練習したものです。
でもこのトレーニングのポイントはまた別のところにあったりします。
そもそも、なぜウラで聞こえないのかというと、クリックは表であるという固定概念があるから、というのが恐らく一番の要因だと思います。
まずはそれを排除しなければいけません。
そして今までは表拍はクリックがなってるから、当たり前のように意識をしていた(合わせていた)と思うのですが、鳴ってない裏拍が雑になってないか??ということです。
そこをクリックを逆にすることによって、今度は表拍を自分で出さなければいけません。また裏拍はクリックが鳴ってますから、合わせずにはいられません。
なんか文字にすると分かりずらいですが、、、
このトレーニングの利点は2つ!!
1.裏拍を意識することによって、よりビートが綺麗になる。
2.表拍を自分で出すことによって、よりビートが綺麗になる。
表も裏も綺麗になっとるーーwww
という一石二鳥なトレーニングなわけです。もちろんこれ以上の効果もまだまだあります。
ある程度、ビートが刻めるようになった、裏拍でクリックが聞こえるようになった、という方は、そこからフィルインを入れたり、曲をイメージしながら叩いてみてください。ドラムソロもOK!!
これがなかなか(>_<)
でもここまで出来て、初めてこのトレーニングは実践で身をなします。
beatが叩けただけで、裏でクリックが聞こえただけで終わらせないように!!
またこのトレーニングの良い所は、ドラムセットに座らなくてもトレーニングが出来るというところです。
例えば、クリックを裏で聞きながらメロディーを歌うだけでも、良い練習になります。歌でもいいし、ドラムパターンやフィルを歌うのもありでしょう。
これをすると、自分がどの部分で早くなってるとか、遅くなってるというのが、すぐに分かります。
要は、自分の歌い方を矯正するわけですね。でもそれこそ、ドラムを練習する前にしなければいけないことかもしれません。
私は専門学校に通っている時、電車通勤だったのですが一番病的だったころは、電車の中でずーっとクリックを聞きながら、表にしたり、ウラにしたり、2拍3連にしたりしながら、メロをイメージしたり、ドラムパターンをイメージしたりしてました笑
当時はまだスマホなどありませんでしたから、僕がメインで使っていたのはbossのでっかいドクタービート。(懐かしいですねw)
それをトートバッグに入れてイヤホンで聞きながら通勤したものです(^_^;)
話が長くなってしまいましたが、如何だったでしょうか?
是非クリックをいろんな聞き方で試してみてください。一石二鳥なトレーニングです。
あとは、物事を(今回はリズム)いろんな角度からみる、アプローチするというのも大事なことです。
そうすることによって、より見えてくるものだったり、新しいアイディアだったりが生まれてくるものだと思います。
これこそが一番の効果かもしれません(^^)
今後はこういったレッスン動画であったり、解説もblogにあげていきたいと思ってます。
アイディアはあるのですが、作業が追いついてません^^;
ぼちぼちやっていきますので、お楽しみに!!
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