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スネア叩き比べ♪

現在私が所有しているステアは4台あります。
実は長年壊れてて使えてなかったのがあったので、こないだやっとサウンドハウスにて部品を取り寄せたので、ついでにそれぞれをメンテナンス、そして叩き比べをしてみました(^^)
並べて写真を撮ってみましたが、壮観ですね(>_<)
今回のブログは、私の記録用と言うのが1番ですが、スネアの事をちょくちょくレッスンで質問受ける事もあるので、興味のある方は参考までに。



まず今回のメンテナンスでメインとなりました、長年使えてなかったスネア!

スリンガーランドの恐らく60sのスネア。
シェルは、メイプル、マホガニー、メイプルの合板。5半の10テンション。
24歳の時に東京で買いました。その時の話も色々思い出したりするけれど、それはまた別の機会に(^^;;

当時僕は、今は亡き中州のジャズのお店、ブラックベリーでよく演奏させて頂いてました。
そのお店のセットが大好きで(>_<)
ロジャースのセットにスリンガーのスネア。
スリンガーランドと言えば、単板シェルのラジオキングが有名ですが、このスネアは恐らく下位モデルのものだと思います。東京の楽器屋さんでラジオキングも両方試奏しましたが、こちらの方がザクッとした軽い感触で僕は好みでした。なによりあのブラックベリーの音だったので、運命を感じました(^^)

で、このスネアですが、3年前位まではメインスネアで使っていたのですが、裏のリムがシェルまで食い込んでしまっていて、使えなくなってました。
テンションかけすぎて、リムが曲がってしまったかと思ってました。
そういえば、スリンガーランドと言えば、ご存知の方も多いと思いますが、スティックセイバーフープと言って、内巻きのリムが特徴なのです。
僕のこのスネアは60sと古いものでしたが、なんと純正のスティックセイバーフープだったのです(^^)
だから変えるのもなんだかなー、でも裏のだし仕方ないか、と思っているうちに3〜4年経ってました(^^;;
先日他の消耗品と一緒にパールの安いスチールフープをポチッとしてました。
そしていざ変えるぞ!とヘッドを外してみると…。



なんとフープは曲って無いではないか⁉︎
よく見てみると、スネアサイドが伸びきってただけでした_| ̄|○
やってしまったT^T
でも今までこんな事無かったし、予想外でした。伸びるにしても伸び過ぎやろ‼︎
でもよくよく考えたら買ってから1度も買えてなかったかも…。
結局、裏ヘッドを変えたら何事も無く解決。
フープも純正のものを付けました。スネアサイドはストックしておいた、ルネッサンスにしてみました。
表も変えようかと思ったけど、まだ使えそうだったから、とりあえず裏だけ…(^^;;
3年以上叩いて無いんだから、変えるのが当たり前だと思うのですが、全く貧乏性です(^^;;
チューニングしていざ試奏してみると…

めちゃくちゃイイーー♪───O(≧∇≦)O────♪
なんとなくの印象はあったのですが、予想を遥かに覆されました!
前にも書いてましたが、ザクッと軽い感じという印象でした。シンバルで言うと、オールドAのペーパーシンみたいな。
それがザクッとしつつも低温がかなりしっかりなって倍音も気持ちの良い感じ。
何よりオールドスネア独特の音と言いますか、暴れて使いずらいんだけど、その音!というのが感じられました。
ルネッサンスも張ったこと無かったから、それも良かったのかも知れません。
当分またメインスネアとして活躍して貰おうと思います。
バンドで合わせるのが楽しみです(^^)
お次はこいつ。
パールのカスタムクラシック。これも名器ですね。ご存知の方も多いと思います。
私はヤフオクにて3〜4年前に購入したので、中古だしいつくらいのかわかりませんが、なかなかの使い込み具合ですよねww
このスネアは単板で6半の深胴タイプ。
スリンガーがダメになってからはこいつがメインスネアでした。
これを買う事になった動機としては、先輩ミュージャンがこのスネアを使われてて、アフターで少し叩かせて貰ったら、一目惚れでしたww
単板シェルという事もあり、ppでも綺麗に鳴ってくれて、レンジの広いスネアです。また6半ということもあり、低音もよく出てくれます。
夏前にヘッドを上下張り替えて、スナッピーをピュアサウンドにしてみました。
バーゲンセールの時に買ってたやつ(^^;;
やはり純正よりも反応良く、いい感じです。
最近はカホンとスネア、ハットという簡易セットでアコースティックな感じやパーカッション的な感じで演奏する事もあるのですが、この時にはこいつはもってこいです♪
レンジが広く、綺麗で暖かい音、といったとこでしょうか(^^)
お次はロジャース先輩(^^)
このスネアは2年前くらいにロジャースのセットを買わせて頂いて、それに付いてたスネア。
こちらもオールド楽器で、恐らく60s。
ダイナソニックという、有名なシリーズです。これが最近はずっとメインスネアでした。
今まで僕はレインフォースメントのついたスネアを持った事がありませんでした。
このロジャースが初めて。オールド楽器ですから、楽器自体枯れてて渇いた音なのですが、レインフォースメントがある事によって、よりタイトな音になってるんだと思います。
文句無しにいい音にで、倍音がしっかり鳴ると言うよりは、タイトでしっかりしてて、尚且つ枯れた音という印象です。
僕も最近は先輩と呼んでますが、歴史を感じる音で楽器です。
叩かされてると感じる時もあるくらい(^^;;

最後はこちら(^^)
今はレッスン用として頑張ってくれてますが、学生時代に買った、台湾グレッチのスネア。スリンガーを買う前まではメインスネアでしたね。
内側はグレッチらしく、グレーの塗装がされてます。
メイプル10プライの10テンション。
こちらも最近、5〜6年振りにヘッドを変えました。
今まで使った事無かった、アンバサダーXというシリーズ。
これがかなり大当り(^^)このスネアに凄く合いました。
最近はビンテージコーテッドを良く使ってたのですが、それよりももっと厚い感じ。でも胴鳴りがしっかり感じられて低音が良く出ます。
もう10年以上前に買ったスネアですが、新品で買った事もあり、頑丈なので、野外とかではコレを良く使ったりします。
ハッキリした音なので、PA乗りもいいと思います。
チューニングもしやすいですし。なかなか重宝してます。

まとめ

今回やっと持ってるスネアがメンテナンスが済んだ事を機に、叩き比べをしてみました。
それぞれの楽器を使う事はやってても、叩き比べは意外とした事がありませんでした。
するとまぁ、それぞれ全然違うものですね、当たり前ですが(^^;;
それぞれのキャラクターや用途がイメージ出来て良かったです。
そんなに集めてる気はないのですが、気付けば4台もありました(^^;;
ただ、全部木胴なので1台金属、やっぱスチールが欲しいです。LMかなー。
今回はそれぞれのスネアの私の感想をあげていく感じになりましたが、何か参考になれば幸いです。
次はシンバルかな(^^)

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