前回のブログの続きみたいな感じになりますが、前回紹介した3種の神器は揃えて、練習もぼちぼちできるようになって、そろそろ何か自分の楽器が欲しいなぁという方に楽器の選び方、種類などを紹介してみようと思います(^^)
まずドラムは太鼓系、シンバル、ハードウェアーの3種類に大きく分けれます。1式すべてまとめて買うのもお金がかかりますし、なにより買っても叩けないと意味も無いですし。
スタジオ等にいくと、スネアとペダルは別料金取られてしまうところもありますよね。
なので大体その辺から買う人が多いと思います。
その二つの中でも、先に購入をお勧めしたいのはペダルです。ということで、今回はペダルの種類や選び方を紹介したいと思います!
まずペダルを最初に買うのをおすすめする理由としては、ペダルはスティックと同じく、直接体に接している部分だからです。
踏みごこち、感触だったりがもちろんいろいろあるものなので、最初のうちは特になるべく同じもの、自分のセッティングに合ったもので練習して方が上達しやすいと思われます。
まずは、ペダルの各名称をご紹介しましょう(^^)
各パーツの種類や材質などによって踏みごごち等が変わってくるのですが、スプリングやビーター、カム部分など調整が出来る部分も多くあります。
お店に行くと分かると思いますが、ペダルといえど5000円以内で買えるものから、100000円を超えるものまでピンキリあります。
必ずしも高いからいい音がするとか、いいペダルだというわけではないですから、ここで紹介させて頂きます。
YAMAHAの往年の名機、FP720の復刻モデル
ベルトドライブで、癖のない踏みごごちでプロでも使う人の多い人気の機種。
とても人気のあるDWの最上級モデル、9000シリーズ。
精密機械のような素晴らしい作りで、安定した踏みごごちとパワーを得られる。
pealの人気機種、デーモンシリーズの廉価版モデル。
シングルチェーンにシンプルな構造だが、各箇所微調整もでき、十分使えるペダル。
まずビーターですが、これは取り替えは簡単にできます。
種類はもちろんいろいろありますね(^^)
ビーターは直接打面に触れるところですから、ダイレクトに音に影響があります。フェルトのものだったり、木だったり、プラスチックだったり。
堅い材質のものだと、アタック音が強調されやすいです。バチッみたいな音がします。
重い方が遠心力が乗るので、大きい音が出ます。
ちなみに僕は上から1番目の1番スタンダードなタイプのものをずっと使ってます。重さがちょうどいいので、使いやすく好きです(^^)
pearlのペダルを使ってる方は、3つめのものが純正で付いている場合が多いので、使っている方も多いでしょう。
この手のビーターは、プラスチックとフェルトと1つのビーターで音色を変えることが出来ますね!
あと一番下のビーターのシャフト部分に四角いものが付いてますが、これは長さをメモリーする為に使うことが多いですが、これの位置を変える事によって、若干重さの変化をさせる事ができますから、踏みごごちや音量を調整したりする方もいますね。
結局のところ、踏みごごちの部分は踏んでみないと分からないでしょうから、お店に行ってチャンスがあればいくつか踏んでみるといいと思います。
選ぶ基準としては、重さ、材質、踏みごごち、だと思います。
ただ踏みごごちに関しては、この後にも触れますがカム部分もかなり影響しますので、そことの兼ね合いもあります。
あと気をつけておかなければならないのは、堅いもの(木やプラスチック)だとヘッドがかなり破れやすいです^^;
レンタルスタジオでの使用は控えた方がいいかも。。。
アタック部分にパッチを貼っておいた方がいいでしょう!
お次ぎはカム部分!!
大きく分けると3種類。チェーンのもの、ベルトのもの、ダイレクトドライブとあります。
チェーンが一番ポピュラーだと思います。
しっかりした踏みごこちとパワーを得られやすいです。
写真のものはシングルチェーンですが、上位機種ではダブルチェーンのものもあります。ダブルだとよりパワーが出るのと安定感が出ます。
写真真ん中のベルトですが、チェーンに比べると、軽いアクションです。
素早く、楽に踏みたい人にはオススメです。その分チェーンに比べるとパワーは落ちます。ベルトも皮のもの、ナイロンのもの、ゴムなどいろいろありますが、これもまたそれぞれ踏みごこちが違います。
最後は写真一番右のダイレクトドライブですね。
カム部分とフットボードが直接つながっているもの。
ludwingのスピードキングなどが有名ですが、このタイプが一番軽いアクションです。ただ踏みごこちにかなり癖があるものが多いです。
細かいアクションもダイレクトに伝わるのですが、とても癖があるので上級者向けのペダルでしょう。
私はslingerlandのものを一つ所有してますが、まだ実践導入は出来てません^^;
かなり癖があるのとそれが骨董品みたく古いものなので。
ネットで検索してみたら写真ありました、これと同じタイプですね!
あと、カムに関してはもう一つ重要な要素があります。
真円カムと偏心カムについてです。
写真左が真円カム、右が偏心カムです。
カムに通っているシャフトの位置が、真ん中にあるか、それ以外なのかですね。
真円の場合だと、踏み始めから踏み終わりまで、均一の踏みごこちです。
偏心カムだど、これが違います。偏心の場合は位置によっても変わってくるのですが、踏み始めと踏み終わりが違うのです。
よくあるのは最初はちょっと重くて、そのあとは軽くなるようなものが多いですね。
感覚的にいうと、階段を踏み外した時の感覚というかww
こういうものだと、最初だけちょっと踏んであげると後はあまり力がいらなくて楽だったりもします。
最近の上位機種のペダルだとカムの取り替えが出来るものもあるようです。ジャンルや箱によって使い分けるのもありかもしれませんね!
では次は、フットプレートです。
これがなかなか好みが分かれやすいところだと思います。
いろんな形、デザイン、もちろんありますが、大体分かれるのはザラザラ派とツルツル派です。
レッスンでもやった方は多いと思いますが、足のダブルを踏む時にフライド奏法を多様する方は、ツルツルを好みます。
パットトーピーなんかは、靴の裏にパウダーを塗っているとかww
そこまでなってくると靴も大事になってくるわけですが、僕も普段靴を買う際はやはり踏みやすいものを意識します。
※ただこうなってくると好きなデザインの靴はけなかったり、大変なんですよね^^;
靴底が厚いものはどうしてもギャップが出やすいですから、薄いもの、そして動きやすいものがいいでしょうね!
まとめ
いろいろな部分よりペダルについての種類の違いや選び方、音の違いなどを解説してみましたが、如何だったでしょうか??
ただ最初に言った通り、スティックと同じく体に直接触れている部分なので感覚が大事です。最終的にはやりたい音楽や、出したい音で選んでもらうのが一番なのですが、初めて買う方、初心者の方は、ちゃんとした各メーカーのものでしたら(最近はアジア系だったりの安いメーカーものの楽器が多いので)、一番安いもので大丈夫だと思います。
ちなみに私がメインで使っているペダルは、camcoというちょっと古いペダルですが、それ以外の時は、YAMAHAの一番安いペダルが一番使いやすいです(^^)
それでは長くなってしまいましたが、今回はこの辺で!
ご質問やご意見などなど、コメントなども貰えたら嬉しいです♪
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